テニス肘は正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、ともに骨が未成熟な小中学生や中年以降にスポーツを継続している方、重量物を取り扱う職種の方に多い疾患です。近年ではパソコン作業をする方にも多く見られます。症状は物を持ち上げたりタオルを絞ったりした際の肘の疼痛が主です。
スポーツや仕事などにおける前腕の筋肉の繰り返される負荷により肘関節の骨が損傷/摩耗し発症します。
肘の全体像の把握のためのX線検査、および腱・腱鞘の状態把握のための超音波エコー検査を行い診断します。
薬物療法とリハビリテーションで保存的に治療します。