どんなことにお困りですか？

頚髄症

概要（疫学、症状）

頚髄症は50歳以上の中高年者に多く見られます。頚椎の変性（加齢による変化）が主な原因で、その他に先天的な脊柱管狭窄や外傷、腫瘍なども病因となることがあります。

原因

1. 頚椎の変性（加齢による変化）：椎間板の退行変性、骨棘の形成
2. 頚椎症（頚椎症性脊髄症）：頚椎の関節や椎間板、靭帯の変性
3. 椎間板ヘルニア：髄核の突出による脊髄や神経根の圧迫
4. 先天的な脊柱管狭窄：生まれつきの脊柱管の狭さ
5. 外傷：頚椎に対する外傷（交通事故やスポーツ外傷など）
6. 靭帯の肥厚：黄色靭帯や後縦靭帯の肥厚
7. 腫瘍や感染症：（二次的な原因）脊柱管内や脊椎の腫瘍、脊椎炎、椎間板炎、血管障害による脊髄の血流不全

検査・診断

MRI、レントゲンによる画像検査、神経伝導検査、筋電図の電気検査により総合的に診断されます。

治療

当院では内服とリハビリテーションにより身体機能の改善を図ります。重症な場合は、手術が必要になる場合があるため、専門病院へご紹介いたします。

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